
三上先生と出会ってから約35年の年月が経つ溝渕満さんに、一般社団法人日本松栢会の監事・古屋祐が「学び続けることでしか気づかないこと」をメインテーマとしてインタビューしました。

本日は三上先生との出会いから今まで大切にしてきたことや後世の人へ向けてのメッセージもお聞きしたいと思います。
問1
三上先生と出会ったきっかけと、先生がどのような存在だったのかを教えてください。



高松自動車学校で行われていた「我が社の反省勉強会」に参加したことがきっかけで、三上先生のお話を伺う機会を得ました。
戦争体験や人生観を語る三上先生の言葉は、理屈を超えて心に響きました。自然と涙が出るほど、心を揺さぶられました。惹きつけられるように、三上先生の話を聞き続けました。
三上先生は、磁石のように自然と人を惹きつける存在でした。また、話を聞くほど気持ちが動かされ、聞いている時間がとても楽しく、もっと聞きたいと常に思っていました。



私は直接お会いしていませんが、先輩方からのお話や講演録を読んだりする中で惹きつけられます!
問2
三上先生の話で特に印象に残っている言葉は何ですか?





「鶏口となるも牛後となるなかれ」と言う言葉です。
三上先生から、「企業の組織の一部として生きるより、自分で何かを成せ」「中小企業の経営者になりなさい」と助言を受けていました。しかし当時は、独立に向けて一歩を踏み出せませんでした。
そのため、長年にわたり「できなかったこと」への後ろめたさを心のどこかに抱え続けていました。
他に、「月次祭は必ず来い!」と言われたことは印象的でした。
三上先生が神上がりされた後、一時的に会から離れた時期もありました。しかし不思議と、再び戻る流れになりました。今では「自分にはここで果たす役割があるのだろう」と受け止めています。



非常に深い言葉だと思います。
自分にできる役割を果たしていきたいです!
問3
三上先生と出会ってから約35年が経ちましたが、学びが続いている理由は何だと思いますか?



松栢会に入会した頃、私は30歳を過ぎたサラリーマンでした。松栢会には高松を中心に活躍している企業の方々が多く在籍していました。私は主に聞き役として、周辺的な立場で参加していました。
しかし、長年参加し続ける中で、「前に出ること」よりも「続けていること」そのものに価値があると感じるようになりました。今は、自分がこの会に居続けることで、若い世代や新しく参加する人たちの支えになり、自分の背中を見せる意識で関わっています。
問4



続けているからこそ価値が見えてくる、長年続けている先輩だからこそ感じることだと思います。私も背中を追いかけます!
問4
日本松栢会は法人化して現在5期目を迎えています。
任意団体だった頃と比べて、変わったと感じる点を教えてください。



一般社団法人へ法人化したことは、非常に良かったと感じています。
責任の所在が明確になり、曖昧さが減りました。その結果、組織としてより健全な状態に近づいたと感じています。
同時に、「誰が何を担うのか」がはっきりしたことは、長く続けていく上で重要な変化だと捉えています。



会の目的・目標を繋げていけるように精進します!
問5
松栢会の魅力は何ですか?



多種多様な人がいてとても楽しく、物事の捉え方が変わるところです。
その中で、三上先生の教えを受け、自分にできることとして次のことに取り組みました。
・毎日お参りをすること
・中将坊堂(香川県高松市の五剣山八栗寺に祀られる「讃岐三大天狗」の一人)での掃除を継続すること



これらを10年以上にわたり今も実践しています。
また、自宅の御神前での参拝も欠かさずに行っています。
掃除や挨拶といった小さな行動を日常の中で積み重ねることで、自分自身の心が整い、周囲との関係性の変化にもつながっていると実感しています。
「おはようございます」という挨拶一つでも、続けることで相手の反応や場の空気の変化を楽しめるようにもなりました。
また若い頃は、学歴に対する強いコンプレックスを抱き、人と自分を比較してしまうことが多くありました。しかし、長い年月と松栢の学びを経て、さまざまな人と関わる中で、「人にはそれぞれ役割や得意分野がある」という考え方が自然と身についていきました。その結果、年齢や立場の違う人たちの能力や存在を尊重できるようになり、自分自身を過度に否定することも少なくなりました。
続けてきたからこそ、後になって分かる氣づきが増えてきたと感じています。



30年以上の実践があるからこそ、変化や気づきの幅が広いことが分かりました。
私も近づけるように努力していきます!
問6
100年後の松栢会のみなさんへ向けて、メッセージをお願いします。



「あたたかく見守っていますよ」「応援していますよ」という思いを込めて、メッセージを残します。
続けることの価値を次の世代に伝えるためには、続けていくために何が必要かを考えることが大事です。
三上先生や先人の一門の方々は、今も心の中で「見守り、応援してくれている存在」として生き続けています。
松栢会で型が確立していないことは、日本の基盤が整っていないのと同じだと感じています。そのため、危機感があります。
続けるためには、国家観を持って行動することが大切です。
日本は国家観を受け継ぐことで、100年、1000年と続き、今年で2686年になります。
今の積み重ねは未来で意味を持つと信じています。



応援メッセージありがとうございます!
国家観を持って学び、実践していきます。
本日はありがとうございました。